フレーミングについて 4
4:3、16:9、2.35:1はこのくらい収まりが違っていて (といっても上記の画像のフレームはめちゃめちゃ適当だが)、基本的に視聴者あるいは観客は役者やキャラクターの顔に注視すると思うのだが、画面の上方にその注視点が行き過ぎることは正解なのだろうか?
自分が関わった作品ではないが実際にそういうのが気になる作品があって、コンテはとても素晴らしいのに実際の画面で見ると、なんだかずっと画面の上を見てしまっているなあ、画面の下側の入れ込みがよくわからんな? という作品があったりもして。
カット単位だと気にならないことが多いのだが、話数内でずっと画面の上方に注視してしまうのはやはり気になる。
ここからは自分のコンテの話も絡んでくるが
カット単位だと気にならないことが多いと言ったが、ウェストショットとかで頭切ってるとやっぱ気になってしまうことが多くて(何見せたいんだろ? と思うことがある)、それらを避けたいがために結局似た構図が増えてしまう。
もう少し幅というか許容範囲を大きく取らないと、自分のコンテはどんどんとつまらなくなることだろう。(果たして本当にそうだろうか? 例えば『マインドハンター』シーズン2を最近見ていたけど、フィンチャーなんかはもっとガチガチなルールの元に画面を作っている気もする。コンテの面白さは構図だけで決まるはずはもちろんない)
あと映画の場合客席から見上げるという形をとるので、テレビ、PC、スマホなどとはまた違うものになるだろう(やや上方に注視し続けても多分気にならないだろうという話です)
読み返すと自分の言葉は回りくどいので、今後は明快な日本語を使うようにしていきたい
うーむ
もっと脚本を掘るようにしたほうがいいのかなあ
感情を思い出しながら感想を書くようにしてるのですが
スパイダーマン ホームカミング
大きく泣いてしまうところがあって、俺はスパイダーマン好きだなあと思いました
エレベーターのシーンなのですが、あそこに成しえなかったアメイジングスパイダーマン3の姿を勝手に見てしまって、すごく感動してしまった
ただこれは俺が勝手に感情移入しているだけで、いやな見方をするとMCU版ピーターはこういうところでも人を助けれますよ、というのもできたrするからなあ
ピーターに焦点を当てていて、過去のシリーズ同様ヒーローを続けるのは大変ですわ~って感じになるんですが
まあ僕はフェリスが大好きだったりするので、パロディシーンに喜んだり
適度にはいってるジョンヒューズっぽさ みたいなものを楽しみました
白眉はやはり車内のシーンで 家に入ったところから そこは予想してなかったという裏切りがあり そのあとのピーターをずっと描くのは偉い 視聴者のうわ~をずっとピーターが引っ張ってくれて 宙づり状態 どうすんだ どうなるんだ をずっと引っ張ってくれた そこにあの光の演出である 最高 赤! やべえ! からの まさかの緑! でもそれは進むの緑であり、状況のさらなる悪化を示してもいるという 自分だったらあそこで緑みせないと思って 感心した
ファーフロムホームでもえ、どうなるの が物語を推進させていくところがあり
ジョンワッツさんはその感情をコントロールするのがとても上手い人だなあと思いました コップカーもみよう ファーフロムホームよりはホームカミングのほうが俺には刺さりました